講演内容 要約

あなたの健康をつくる会市民公開講座 講演の要約

平成26517日実施

 

<あなたにもできるガンの予防> 

講師:定塚メンタルクリニック 院長 定塚 甫

 

1.    ガンは予防可能である。

今日の最先端医療に見捨てられたがん患者さんに教えられた、がんの予防法及び安全でより確実な治療法。

2.    その見捨てられた患者さんはがん治療の専門医より「あなたには一切の治療法はありません、余命23か月です、自宅に戻って人生最後の良き思い出を作って下さい」との宣告を受けている。

3.    がん予防の理論と方法-基本的な考えは“精神神経免疫病理学”(初めて国際的に認められた研究分野)即ち・・

“脳を喜ばせる” → “快感(気持ちが良い)”

   ↓          ↓

“キラーT細胞増加” “サイトカイン増加”→“ナチュラルキラー活性”

→がん細胞発生と共にがん制圧

4.    がん細胞をやっつける

    人間はがん細胞を攻撃する手段を持っている

    無限に存在する2種類の抗がん細胞
 -1つがNK細胞(ナチュラルキラー細胞)いわばマシンガンである。
  相手構わず撃ちまくる。確実だが弱い。

 -1つがKT細胞(キラーT細胞)いわばスナイパー。
  敵のみを狙い撃ちする。力強いが見落としの恐れあり。

5.    がん予防の基本

    不安をもたないような生活につとめる

    感情を抑えない生き方につとめる

    ストレスとディストレスのバランスのとれた生き方をする

    日常的なストレスと社会的ストレスへの対処

    国が与えるストレスの大きさ

    近所からのストレスと自分が与えるストレス

    家庭のストレスと女性と男性の生き方の違いの理解

 

 

 

6.    経験でわかった予防法

    心の浄化につとめる
ストレスは腹の中に貯めないこと。利害関係のない人に話す。
心の浄化により、ストレスホルモンの減少とがんへの抵抗力の増加がみられた。

    身体へのストレス、適度に運動を実行する
太陽の下での清々しい運動を実行することにより快いストレスが生じ、これによりNK活性の上昇とインターロイキン2の上昇がみられる。(これらはがん細胞を殺す細胞である)

    同じストレスの繰り返しに慣れないこと
⇒早期解決、脱出を図る。(当初突然のストレスに対してNK細胞活性の急上昇を示すも、ストレスの繰り返しに慣れてしまい免疫機能の疲弊を示すに至り、遂にはがんが発症してしまう。)

    タイプA行動パターン(せっかち、負けず嫌い、仕事中毒)を変える(血液型のAではない)→リラクゼーションとカウンセリングを受ける。

    笑う習慣を身につける→毎日笑いたくなくても笑う
「笑い」がNK細胞活性とこれを促すインターロイキン2生産能の上昇が認められた。

    がんと友達にならない→がんは敵である
がんを心配するあまりがんと友達になってしまう。

    可能な限りの体液交換(性愛行為)
乳がん、子宮頸部・体がんの予防になる

    SSRIDHEAなどのサプリメントにより免疫力を上昇させる
SSRI
→ジェイゾロフトやレクサプロなどの抗うつ薬
DHEA
→神経伝達ステロイドホルモンのこと